今回で３回目となった北山田軍団との交流戦は、梅雨明け後の７月最後の日曜日に開催された。
北山田軍団は６艇１２名。O.W.は５艇１０名の参加となった。
前週に開催されたNBCチャプター戦の結果は半数しかウエイインできておらず、上位９位以下は１匹だけという、この時期とは思えないような貧果となってしまっている。
今年の琵琶湖は例年経験したことが無いような厳しい状況が続いているように思う。
冬場からウィードが少なかった事が釣れにくい原因かと思われたが、ウィードがそこそこ生えてきてもあまり状況は改善されない。
ライブスコープを積んでいるアングラーからも南湖では殆どバスが映らないという声も聞かれ、個体が減っている事が懸念される。
そういえば、昨年あたりからブルーギルのバイトも激減しているように感じる。何か環境が大きく変わってきているように思われる。
そのような中であるが開催された交流戦。南湖を見切って北湖を選択するペアも見られた。
ウェイインの時間になり驚かされたのはウエイイン率の低さ。なんと、全１１艇中５艇までもが魚を持って帰る事ができず。ゼロ。
更に優勝ペア以外は１匹。今の厳しい琵琶湖の現実を表す結果となった。
優勝ペアはO.W.の佐鞍・池内ペア。普段、南湖のカバー撃ちを得意とする二人であるが、南湖を見切り朝一からバウを北湖へ向けた。特にポイントやパターンを絞っていた訳ではなかったそうだが、前日の大雨で濁りが入った東岸の流入河川をチャターベイトで攻略し４本５.５㎏を持ち込んだ。二位は北山田軍団の中山・市川ペア。こちらは南湖でラバージグを駆使しての釣果。ビッグフィッシュ賞となる１,８５０ｇを持ち込んだ。３位はO.W.の奥村・清水ペア。こちらは北湖東岸のウィードエリアでの釣果となった。
前途の通り、優勝ペア以外は１匹以下という超・厳しい結果となり、１匹の魚が運命を別けて、合わせて運も大きく作用した結果となった。
今後の琵琶湖が心配になってしまう結果になったが、今回も北山田の皆さんと交流し楽しい一時を過ごす事ができた。
今回は当初３団体の交流戦を企画していたが、下京爆釣連合は参加が叶わず残念ながら２団体の交流戦となった。
ただ、下京爆釣連合から北村氏＆吉田氏の１組だけがO.W.に助っ人参戦してくれた。
是非また、３団体での交流戦を開催したいと思う。

今回も、開催に協力いただいた北山田の皆さんには感謝します。今後も継続して楽しんでいきましょう。